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ンコ語（N'Ko）とは、 西アフリカのマンデ諸言語を表記するための文字体系（ンコ文字）と、それによって表記される書記言語、およびその言語自体を指します。
1949年にギニアの作家 ソロマナ・カンテが、アフリカ固有の文字を持たないことへの偏見を克服するために考案しました。
ンコ文字はアラビア文字のように右から左へ続け書きされるアルファベットですが、文字の形は異なります。

イヌイット語とは、 カナダ、グリーンランド、アラスカなどに住むイヌイット民族の固有の言語で、 エスキモー・アレウト語族に属します。
地域によってグリーンランド語（カラーリット語）やイヌクティトゥット語などと呼ばれ、相互の理解度には違いがあります。
イヌイット語はラテン文字で表記される場合と、カナダでは独自の文字が使われる場合があります。

ラテン文字での表記

Haluutitirarasaulaaqpunga Inuit Uqausigangut

イヌイット文字での表記

Hᐊᓘᑎᑎᕋᕋᓱᓚᐅᖅᐳᖓ ᐃᓄᐃᑦ ᐅᖃᐅᓯᖓᒍᑦ

ビルマ語とは、 ミャンマー連邦共和国の公用語であり、ミャンマーで最も多くの人が話す言語です。
ミャンマー語とも呼ばれ、 シナ・チベット語族 に属します。
特徴として、日本語と似た主語＋目的語＋動詞（SOV）の語順であること、
円形が基本のビルマ文字を使用すること、そして7つの母音と3つの声調（高低で意味が変わる）を持つことが挙げられます。

ジョージア語（グルジア語、カルトゥリ語）は、 東欧のジョージアの公用語で、 カルトヴェリ語族に属し、約400万人に話されています。
独特のジョージア文字で書かれ、子音の連続が多いことや、ヨーロッパとアジアの要素を併せ持つことなどが特徴です。
ジョージア語は「カルトゥリ言語」とも呼ばれ、2015年以前は 「グルジア語」とも呼ばれていました

ディベヒ語は、モルディブの公用語であり、 インド・ヨーロッパ語族に属する言語です。
話者はおよそ 30万人で、モルディブ国内だけでなく、周辺のミニコイ島にも話者がいます。
アラビア語や英語、スリランカのシンハラ語、インドのヒンディー語やウルドゥー語などの影響を受けており、イスラム教の影響も色濃く見られます。
文字は独自の「ターナ文字」を使用し、アラビア文字と同様に右から左へ書かれます。

シンハラ語とは、インド洋の島国スリランカでシンハラ人が話す言語です。
スリランカの公用語の一つであり、 インド・ヨーロッパ語族に属する言語です。
シンハラ文字と呼ばれる独自の文字で表記され、スリランカの文化や仏教と深く結びついています。

マラヤーラム語は、 南インドのケーララ州の公用語であり、 ドラヴィダ語族に属する主要な言語の一つです。
約3,500万人以上が第一言語として使用しており、ケーララ州の文化的・知的向上に貢献してきました。
他の言語との関連では、 タミル語から発展し、サンスクリット語の影響を強く受けているのが特徴です。

タミル語とは、 インド亜大陸南部を中心に使用される ドラヴィダ語族の言語で、タミル・ナードゥ州の公用語です。
スリランカ、シンガポール、マレーシアなどでも公用語または多数派の言語であり、丸い独特な文字で書かれます。
話者人口は国内外で7千万人以上おり、紀元前後まで遡る古い文献が残る豊かな歴史と文化を持つ言語です。

ヘブライ語は、 古代イスラエル人の言葉であり、 アフロ・アジア語族のセム語族に属する言語です。
古代にはイスラエルやユダの言語として使われましたが、2世紀頃には話し言葉としては消滅しました。
しかし、19世紀末に エリエゼル・ベン・イェフダによって復活させられ、現在はイスラエルの公用語の一つであり、「シャローム」などの言葉で知られています。

マム語（マムご、Mam）とは、 マヤ語族に属する言語で、 主にグアテマラの西部高地に住むマム族によって話されています。
メソアメリカの言語で、能格や絶対格といった特徴を持つ文法構造や、方位を表す豊かな表現が特徴です。

テルグ語とは、 インドの南東部に位置するアーンドラ・プラデーシュ州とテランガーナ州の公用語であり、 ドラヴィダ語族に属する言語です。
約8,000万人の使用者がおり、 タミル語や マラヤーラム語と同じ語族に属する膠着語で、接頭辞や接尾辞を単語に付けることで文法的な関係を示す特徴があります。

韓国語は、 韓国で使われる言語であり、主語-目的語-述語（SOV）の語順や助詞の使用、尊敬語・丁寧語の存在など、日本語に似た文法を持つことが大きな特徴です。
また、 ハングルという表音文字であり、漢字語も多く、発音が似ている単語も存在します。
これらの特徴から、多くの日本人学習者にとって比較的学びやすい言語とされています。

ロシア語は、 インド・ヨーロッパ語族のスラヴ語派に属し、 ロシア連邦の公用語であり、国連公用語の一つです。
キリル文字を使用し、名詞の格変化、動詞の完了体・不完了体など、文法が複雑な特徴を持ちます。
世界中で広く話されており、文学や文化の面でも重要です。

サンタル語（Santali）とは、 インド東部を中心に、バングラデシュ、ネパールなどにも話者がいる オーストロアジア語族のムンダ語派に属する言語です。
インドのアーリア人が侵攻する以前から住んでいた「アーディーバーシー（原住民）」であるサンタル族が話す、インドで最も多くの話者を持つ少数民族語の一つであり、独自の文字「オルチキ文字」も存在します。
使用人口は 約600万人に達するとされ、インド国内で最大の少数民族語の一つです。